Purpose、Vision、中期経営計画「MEIKO Transition」が目指す総合的な人材支援グループへ「Transition」を図るためステークホルダーおよび自社にとって重要な社会課題をステークホルダーと専門家と協議した上で、マテリアリティとして特定しました。中でも「社会課題の解決への挑戦」「学びのインフラ」については、自社にとって特に重要な項目といたしました。なお、今後もサステナビリティ委員会で検討し、適宜見直してまいります。

Social -社会-

社会課題の解決への挑戦

個別指導のパイオニアとして培った、事業創出のノウハウを活かして社会課題を新たなビジネスの機会と捉え、積極的に社会課題の解決にチャレンジしてまいります


対応する社会的重要課題
生産労働人口の減少、高齢化社会、経済格差、外国人人材の活躍

 

目指すべき姿(KPI)
“Vison”である「人の可能性をひらく企業グループ」実現を目指し、教育を介在価値として一人ひとりのライフステージに応じた輝く未来の実現を支援するするような新規事業を数多く創出する総合的な人材支援企業グループ

学びのインフラ

事業活動を通じてあらゆる世代のお客様に対して、時代のニーズを見据えた最適な「学び」の機会を継続的に提供する「学びのインフラ」としてかけがえのない存在となります


対応する社会的重要課題
教育格差、デジタル教育、教育/労働の機会不均衡

 

目指すべき姿(KPI)
既存の枠組みにとらわれない個性を尊重した新しい学びの提供やリソースが限られている教育機関からの運営受託や地方行政機関とのアライアンスを通じて、地域差による教育機会格差の是正や教育インフラ強靭化に取り組む企業グループ

人的資本経営

人材を資源(リソース)ではなく資本(キャピタル=能力)と捉え、一人ひとりの個性と多様性を尊重し、人材と組織を活性化いたします。そして個々の多様な視点・経験・スキルが生み出す化学反応によるイノベーション、失敗を恐れずにワクワクしながら挑戦する意欲、主体性を発揮できる環境を整備してまいります


対応する社会的重要課題
DE&I、リーダーシップ、生産性の低下

 

目指すべき姿(KPI)
当社グループの創業の精神、“Purpose” “Vison” “Values”を理解した経営人材の育成を通じて、日本社会にイノベーションを起こせる人材が活躍できる環境を醸成し、従業員と働く喜びが共有され、経営層が支持される企業グループ
(対応や目標)
2025年8月期目標
・経営人材累積研修時間:2,000時間
・抜擢社長の累積経験人数:12人
・エンゲージメントサーベイの年2回実施と改善の取組み強化

人権擁護と尊重

世界の全ての人が持つ基本的人権は、国際的に認められたものであり、守るべきであると認識しております。自社グループの事業活動において、人権を擁護・守るために人権デューデリジェンスを実施し、人権に関する研修を継続的に実施してまいります


対応する社会的重要課題
人権侵害、強制労働、ハラスメント、日本版DBS制度

 

目指すべき姿(KPI)
性別や国籍に関わらず、従業員の採用や昇進が適切に評価される職場づくりに積極的に取り組む企業グループ
(対応や目標)
・人権デュー・ディリジェンスで判明したリスクへの対応
・年1回以上のグループ会社全員参加研修
・経営層向けの人権、ハラスメント研修の実施

Environment -環境-

気候変動対応

人類共通の課題である気候変動に対して、責任ある企業として対策を講じてまいります

 

対応する社会的重要課題
地球温暖化、環境破壊

目指すべき姿(KPI)
気候変動が社会に与える影響を理解し、温室効果ガス排出削減に積極的に取り組む企業グループ
(対応や目標)
2030年目標を2024年8月期比10%
2050年目標 温室効果ガス実質0を目指します。
・CDP等の外部調査に積極的に参加し、その結果を広く開示いたします。

Governance -ガバナンス-

セキュリティの確保
プライバシーの保護

外部からのアクセスや環境の変化に耐えうるセキュリティを構築し、センシティブな情報を取り扱う企業として、プライバシーを守り、安心して利用できるサービスを提供してまいります

 

対応する社会的重要課題
サービスの安全性、プライバシー侵害、情報漏洩

 

目指すべき姿(KPI )
事業のDX化推進と同時に社内の情報セキュリティーやプライバシーが十分保護された企業グループ
(対応や目標)
・専門部署の立ち上げ
・情報セキュリティ通信を通じた社員の認知度の向上
・情報セキュリテイ基本方針の運用強化

企業倫理の確立、腐敗防止

時代や企業の成長とともに企業文化を維持・変化させ、それらを通じた企業倫理を確立し、強要や贈収賄、癒着を含むあらゆる形態の腐敗の防止に取り組んでまいります

 

対応する社会的重要課題
賄賂、癒着、汚職、談合、横領

 

目指すべき姿(KPI)
“Purpose” “Vison” “Values”に基づく倫理や文化が確立された企業グループ
(対応や目標)
・コンプライアンス研修の実施
・2024年8月期内部通報件数 9件
(重大な違反該当無し)

コーポレートガバナンスの強化

経営の効率性と適法性の確保と株主に対する透明性の確保を柱としてコーポレート・ガバナンス機能の強化を追求いたします

 

対応する社会的重要課題
ステークホルダー満足度向上、リスク管理の強化、信頼性の向上、経営の透明性、不祥事

 

目指すべき姿(KPI)
透明性・効率性が高くステークホルダーから信頼される企業グループ
(対応や目標)
・取締役会の実効性評価を通じ改善を実行し、取締役会のさらなる実効性強化を図ります。
・資本市場からの開示要件に対しては、積極的に対応いたします。
・内部監査体制の外部評価向上